小学校入学を控えている子供がいると、ランドセルの機能や作りを調べます。
そこで、気になるのがランドセルの防水や撥水性能。
大人とくらべて子供は傘をまともにさしません。
雨の日などビショビショになりやすいです。
「水にぬれて傷んで破れたら・・・」
「通学時間がながくて、雨に濡れてる時間が長い・・」
と、ランドセルが濡れて傷まないか心配になります。
ただ、ランドセルは濡れても大丈夫な作りになっているので心配いりません。
どのブランドのどの素材にも防水・はっ水コーティングがされているからです。
防水・撥水機能は、ランドセルの基本性能です。
防水や撥水機能がついてないランドセルはまずないと考えていいです。
ランドセルに使われる素材は3種類です。
人口皮革(クラリーノ)、天然皮革である牛革とコードバン(馬のお尻の革)があります。
実際は、クラリーノと呼ばれる素材を使った人口皮革が1番濡れや汚れに強いです。
ただ、天然皮革もいまは防水・撥水加工がしてあるので問題ないです。
上の写真は、私の子供が使っていた黒川カバンの天然革のランドセル。カバーをしないで6年間つかってこのピカピカ様です。
この青のランドセルはセイバンの人工皮革(クラリーノ)のランドセル。雨に濡れても傷んだりして破れたりしません。
子供のは雨の日にビショビショで帰ってくるのはザラ。
私もめんどうだったので、そのあと入念に拭いたり、クリームをつけたりしませんでした。
タオルでささっと拭いたくらいです。ずさんな管理でもランドセルが濡れて傷んで破れたり、シミなって汚れたりしませんでした。
また、ランドセルはカバーをすることが多いです。
私の子供が通っていた小学校ではほとんどの子がしていました。
ランドセル工業会のしらべによると7割以上の子がランドセルカバーをするそうです。
カバーをすれば濡れることもありません。
ここのページではランドセルの防水や撥水機能について説明しています。
Contents
ランドセルの素材ごとに防水・はっ水度が違うが気にしなくてもいい
ランドセルの素材は3種類。
クラリーノと呼ばれる化学繊維を使った人工皮革。
天然皮革の牛革とコードバン(馬のお尻の革)です。
実際に、生き物の革をつかってる天然皮革のほうが、人工皮革より濡れに弱いです。
ただ、水に弱いといっても、これはランドセルの会社がちゃんとした測定機械を使ってした結果です。
実際に先ほどの写真のように、天然皮革でも雨にぬれても問題ないです。
いまのランドセルは水をはじく無色透明な素材を表面にコーティングされています。
これは防水スプレーなどとは違い、ものすごく薄いプラスチックが表面にはってあるイメージです。
しかもこのコーティングは6年以上効きます。だから、雨や水濡れに心配なく使えます。
また、カバーをすれば濡れることもありません。特に、新一年生は黄色い交通安全カバーが配られて、着用をすすめられます。
それでも心配な人は雨の多い地域のお住まいだったり、子供が水遊びが好きだったり気になる方は天然皮革よりも水に強いクラリーノ(人口皮革)にしてください。
ランドセルの防水・撥水力を実際に濡らしてみて検証
ただ、ランドセルは値段が高いです。
また、大切な子供にとって一生に一回のもの。
心配になる気持ちもわかります。私もそうでした。
実際に、私の子供や甥が6年間使ったランドセルに水をたらしてみます。
※↑天然皮革を濡らしてみた
※↑人工皮革を濡らしてみた
天然革、人工皮革(クラリーノ)をそれぞれぬらして実験。
写真のように水をかなりはじきます。
※↑天然皮革をティッシュのみでふいた
※↑人工皮革をティッシュでふいてみた
このようにティッシュでちょっとふくだけでも、シミになったり傷んだりまったくしません。
しかもこのランドセルは6年前のもの。
6年前で防水・撥水機能も落ちているにもかかわらず、このように影響がありません。
そのため、ランドセルの防水や撥水機能を心配する必要は本当にないです。
万が一傷んだり、汚れたりしたら・・・
穴があいたりなどは絶対にしません。シミになってもカバーなどすれば問題ないです。
「ランドセルが水濡れしたら・・・・」
と、ランドセルの防水や撥水機能を気にしないてください。
男の子のランドセルを買うときに特に気になる防水性能
男の子はやんちゃな子が多いため、特に水濡れは心配。ランドセルの防水性能が気になります。
確かにうちの息子も低学年の頃は雨の日や台風の日は珍しいのか、とてもはしゃいていました。
濡れることを楽み、わざと傘をちゃんとさしません。
男の子はやんちゃな子が多いため、あなたの息子さんもこのようなことをする可能性は高いです。
でも、大丈夫です。先ほど説明したように、いまのランドセルは防水性能が高く、水をはじく力が強いです。
男の子でもランドセルの防水性能を心配しなくて大丈夫です。
ランドセルが濡れたときのお手入れ法
先ほど説明したいように、ランドセルが濡れたらからぶきをさっとしとけば大丈夫。
私の場合、まったくなにもしないときもありました。からぶき以上のことをしたことはありません。
それでも6年間で傷んだり壊れたりしませんでした。
それほど、ランドセルの防水・撥水機能は強いです。
心配な人も
・すぐにふく
・トイレットペーパーやキッチンペーパーを詰め込む
くらいで本当に大丈夫です。
ただ、ストーブのまえや風呂場の衣類乾燥はやめましょう。
高い温度で、ランドセルの型を作っている芯材などがゆがんだりして形が変わったり、強度が弱くなったりするからです。
ランドセルは防水や撥水機能で選ぶのではなく、機能や作りで選ぶ
先ほども説明したように、6年間つかかっててもあれほどの防水・はっ水力。
濡れたらさっとタオルやティッシュで表面の水をからぶきすればいいだけです。
しかも、防水や撥水コーティングをしてないランドセルを作っているブランドはありません。
そのため、ランドセルは防水や撥水のことは気にせず。機能や作りで選ぶことが大事です。
ここでいう機能や作りとは、
・6年間持つ丈夫さや耐久性
・長い時間背負ってても辛くない背負い心地
です。
丈夫さと背負い心地を高めている機能や作りがついているかで決めましょう。
ランドセルの目的はあくまで荷物を運ぶこと。
すぐに壊れたり、背負うのが辛かったりしたらカバンの役目を果たしません。
色やデザインは、どこのブランドでもたくさんの色から選べます。
希望の色がないブランドはまずありえません。
また、どこのブランドも素材は外注しています。
そのため、ブランドによって色の発色や色合いが良かったりすることはありえません。
ブランドによって差が出るのは機能や作りの特徴や良し悪し。
そのため、機能や作りでどのブランドにするか親がまず決めてください。
子供は見た目の好き嫌いしか判断できません。
ブランドを決めたら、そのブランドのなかで好きな色やデザインのものを子供と決めるのが1番スムーズなランドセルの選び方です。
おすすめや人気のランドセルはこちら
最後のまとめ ランドセルは防水や撥水機能よりも丈夫さや背負い心地のが大事
子供の小学校入学が近づくと、ランドセルを買うことを考えはじめます。
そこで気になるのは雨の日の水濡れ。
ランドセルの防水や撥水機能がしっかりしてないと、傷んだりしないか心配です。
ただ、心配する必要はありません。
雨でビショビショになったりしても傷んで壊れたり破れたりすることはまずありえないからです。
ランドセルには防水・撥水コーティングが高いレベルでされているからです。
このコーティングは6年間持ちます。
また、ランドセルの素材である革はとても雨に強いからです。
もともと濡れに強い素材なうえに、防水・撥水コーティング。
私の甥や子供のつかっていたランドセルも6年間つかっていてあのきれいさ。
雨でビショビショになったときも何回もあります。そんなときも、からぶきしただけ。
また、からぶきさえしないときもありました。
しかも、ランドセルはカバーをすることもあります。
カバーをしたら濡れることじたいもないです。
そのため、ランドセルの防水・撥水機能はとても強いので心配することはないのです。
ただ、それでお心配な人は天然皮革よりも人口皮革のランドセルにしてください。
防水・撥水機能はランドセルの基本機能です。
どのブランドのランドセルも防水・はっすいコーティングはされています。
このように防水・撥水は強いので気にすることは無いです。
ランドセル選びでもっと大事なのは、機能や作り。
ランドセルは荷物を運ぶのが目的であるカバンです。
すぐに壊れたり、背負い心地が悪かったりすればカバンのていをなしません。
そのため、「丈夫さ」「背負い心地」を高める機能や作りになっているかをまず見てください。
色味のよさや、色のバリエーションなどはあまりブランド差はないです。
ブランドオリジナルの発色や、色などはどこのブランドも一緒だと考えてください。
丈夫さや背負い心地を高める機能や作りは特にブランド差が激しいです。
そのため、機能や作りでブランドを決めて、それから色やデザインを子供と決めるのがスムーズなランドセルの選び方です。
雨での水濡れなどから守る防水や撥水機能は気にせずに、丈夫さや背負い心地を高める機能や作りになっているかを考えてランドセルは選んでください。
おすすめや人気のランドセルはこちら